秋田弁は、その独特の魅力の響きと表現で知られ、特にかわいいと感じられる方言がいくもあります。
例えば、単純な言葉「～け」の使い方、語尾に「～だべ」、「ねねね」の表現など多くの意味が込められていることが特徴です。
これは標準語の「～でしょ」は「～しよう」の意味でを表す方言で、標準語と違い魅力的で愛らしい言葉ですね。
そこで、秋田弁の特徴と意味、秋田県の方言で秋田弁の日常会話や、かわいい方言に絞ってまとめてみましたので最後まで読んでいただけるとうれしいです。
秋田弁のユニークな特徴
秋田方言には、一連の特徴があり、よく覚えておくことで理解がしやすくなります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
秋田方言の一つの特徴は濁音の多用の傾向があり、特に会話によっては濁って頻繁に使われます。
何を言っているのか気づかなくても、新鮮味のある方言です。
特に会話では、濁り多く、声が大きくて早い口の傾向があり、初めて聞く場合はまるで喧嘩しているように聞こえることも。
しかし、これが秋田弁の魅力の一つなのです。
秋田県で日常生活、かわいいでよく使う方言一覧
秋田弁に日常会話で使う方言一覧
・「あがったんせ」：「入ってください」という意味です。
家に客を入れる時に使われます。
（例）どうぞあがったんせ（どうぞ入ってください）
中にあがってたんせ（中に入ってください）
・「ごしゃぐ」：「怒る」という意味。
似た言葉に「ごせぐ」や「ごさぐ」があります。
（例）わらしをごしゃいだ（子供を怒った）
さっき旦那さごしゃがれだ（さっき旦那に怒られた）
・「へば」：「そうすれば」という意味。
同様に「もしかしたら」も「へばな」も言います。
（例）へば（それじゃあ）
へば、またな（それじゃあ、またね）
・「っけしゃ」：「冷たい」という意味。
北海道や東北でも似た言葉が使われています。
・「じぇんこ」：「お金」という意味。
秋田弁では物に「っこ」をつけることが多いです。
・「なんも」：「勇気」や「問題ない」という意味。
感じて書くと「何も」になり、何となく分かる方言ですね。
・「はらつえー」：「お腹が痛い」という意味。
「腹が辛い」から変化した言葉で、ちょっとユニークな方言ですね。
・「んだ」：「そうです」という意味です。
秋田県に限らず北海道や東北地方ではよく使われる方言で、「んだんだ」と連続の場合は、「そうそう」ともっと工程を強調する方言の使い方です。
この方言はよく耳にすることあるかと思います。
・「ねねね」：寝る必要があることを意味する言葉です。
最初の「ね」が「ねる」、次の「ね」は「なけれ」ば、最後の「ね」は「ならない」。
つまり、寝なければならないという意味でが、初めてこの「ねねね」聞く場合は意味不明ですよね。
「寝寝寝」と漢字であれば何となく意味がわかりそうですね･････
秋田弁かわいく使う方言一覧
・「つきあってけれ」：「ついてください」という意味。
告白にも使える表現です。
（例）つきあってけれ（付き合ってください）
・「しんたげ好きだ」：「とても好きだ」という意味。
直接的な感情表現です。
「しんたげ」はもともと「死ぬほど」という意味合いの方言の告白の例です。
すごく好きな気持ちが伝わる、告白の方言と思いませんか。
言われた人は、うれしい告白の方言ですね。
・「しょしけど好ぎ」：「恥ずかしいけど好き」という意味。
女性からの告白には使われることがあります。
（例）しょしけどおめが好き（恥ずかしいけどあなたのこと好き）
・「好きすぎてとぜね」：「好きすぎてどうしようもない」という意味。
「とぜね」とは秋田弁で思いをストレートに表現する、「どうしようもない」という情熱的な秋田弁の告白表現です。
異性から言われてみたいものです。
まとめ
秋田弁は独特で魅力的な言葉が多く、短い言葉に様々な意味を生み出す特徴があります。
また、「け」や「ねねね」などのユニークな表現が秋田弁の個性的な方言でしたね。
日常会話では「あがったんせ」（入ってください）や「ごしゃぐ」（怒る）、恋愛表現には「つきあってけれ」など、かわいらしい言葉が豊富でした。
これらの方言は地元の人々に親しみやすく、その響きの美しさも魅力の一つです。
他県の人も秋田弁の良さと、かわいさをに興味を持っていただき日常会話に取り入れてみては、いかがだったでしょうか。
是非秋田弁に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
