福岡県の愛らしい方言「博多弁」のかわいい魅力、特徴を紹介を紹介します。
博多弁は、日常会話で使われるかわいらしい言葉や面白い早口言葉で知られ、その独特のイントネーションや語尾が特徴です。
そこで多彩な博多弁を紹介していきます。
例えば、「はよこんね」（早く来て）や「なんしよーと」（何をしているの？）など、親しみやすい表現が満載。
さらに、感情を表す言葉や、恋愛に関する甘い響きのフレーズもあり、地元の生活をよりリアルに感じさせます。
このサイトでは、福岡の素晴らしい博多弁の魅力を探求しましたので、最後まで読んでいただけると幸いです。
博多弁：かわいい方言の特徴
博多弁は、そのかわいい方言の響きで知られています。
しかし、一般にはあまり知られていない博多弁の言葉もありますので、使い方などを交えながらご紹介します。
博多弁：日常的な方言例
日常でよく使われる博多弁の例を挙げてみましょう。
例えば、
・「ばってん」（だけど)
・「そげん」（そうだね）
・「なんしよーと」（何をしているの？）
・「どげんしたと」（どうしたの？）
・「はよこんね」（早く来て）
・「ちかっぱ」（ものすごく）
これらは日常会話で頻繁に使われるため、テレビなどでも思い出すことが多いのでは有りませんか。
「なんしよーと」は特に有名な博多弁で、他にも、「ばってん」（しかし）などの接続詞も博多弁でよく使われる表現です。
これらを覚えておいておくと日常会話がより楽しくなりませんか。
・理解がしやすい博多弁の例
「よか」（いいよ）
「ぬくい」（温かい）
「はよせな」（急がないと）
「たべりー」（食べてもいいよ）
「しょんなか」（仕方がないね）
「しちゃる」（してあげるね）
「なおす」（片付ける）
「はわく」（掃く）
など、博多弁には聞く慣れた言葉も多く含まれていて、これらの言葉は標準語と似ていてわかりやすいです。
次の例は、博多弁の特にかわいい方言の例となります。
・博多弁のかわい方言例
「ほんとなこつ」（本当！）
「とんぴんつく」（気を取る）
「とっとーと」（取っているの）「すき家
「愛しとうよ」（好きです）
「好きやけん」（好きです）
このようなかわいい方言で言われたら、ドキッとしてしまいそうですね。
博多弁の魅力：イントネーションと語尾が特徴
福岡の日常会話は、イントネーションや語尾の使い方が魅力で柔らかい印象を受けますね。
これらの終助詞は博多弁の魅力の一部で、地元の方言を特徴づける意味を紹介します。
語尾である終助詞が特徴の例です。
「～と」（ですか）
「～ばい」（～です）
「～けん」（だから）
「～やった」（です）
これらの語尾の言葉は福岡では日常的に使われており、一度は聞き覚えがあるかもしれません。
日常会話では、「今日は晴ればい」は「今日は晴れです」のように使われます。
この「ばい」を書くことで、文の印象がより愛らしくなります。
また、「好きやけん」は「好きです」といった感じで使われます。
この語尾も文に追加することで、より愛嬌のある表現になります。
博多弁はその可愛らしさで知られていますが、これは方言だけでなく語尾にもその特徴が現れています。
博多弁を使った日常会話
博多弁を使った実際の日常会話例を紹介します。
これらの会話は、福岡での生活をイメージするのに役立ちます。
・「どげんしたと？」 （どうしたの？）
・「なんしようと？」（どうしたの？）
何かを待っているときなど、不安で落ち着かない状況で使われる言葉ですが、付き合っている人からふと言われたら、心配してくれている気持ちが伝わってきますね。
・「皮肉言われ、はらかいてる」 （皮肉言われ、怒っている）
・「騒音がしゃあしい」（騒音がうるさい）
など、日常生活でよく接する状況の一つですね。
博多弁の個性的な表現例と意味
博多弁には、独特な言葉と個性的な意味を持つ表現が豊富にあります。
ここではいくつかの例を挙げて、そのユニークな使い方を紹介します。
・「あん人いっちょんすかん」 （あの人全く好きではない、あの人すごく嫌い）
男女間の会話で「いっちょんすかん」と言われたら、結構ダメージありますね。
「なにしよっと？」「テレビ見よるばい」、これは、「何をしているの？」「テレビを見るよ」という意味です。
日常会話で頻繁に使われるフレーズ、福岡で生活するときはよく覚えておきます。
博多弁：早口言葉がおもしろい
博多弁には舌を絡めるような、おもしろい早口言葉も存在します。
結構難問の早口言葉ですが、いえますか？
「とっとってっていったとになんでとっとってくれんかったとっていっとーと」
という早口言葉。
（おっとっと、取って言ってたのに、なぜ取っておいてくれなかったの、と言ってるの）
という意味の早口言葉です。
この早口言葉は、流石に福岡の人々にとっても難しい度が高いですが、
地元の人は意味は理解できる早口言葉です。
博多弁：独特な表現例
ここでは、博多弁のユニークな意味合いと使い方をいくつか紹介します。
・「ばり」は「とても」の意味 博多弁で、「とても」や「かなり」を意味する言葉は「ばり」です。
例えば、「ばりかたラーメン」と言えば「とても固いラーメン」、また「ばりすごかー」と「かなりすごいですね！」という意味になります。
この言葉は日常会話で頻繁に使われ、特に食事のシーンでよく聞きます。
・「はらかいとる」は「機嫌が悪い」の意味で、「はらをかく」という表現は、怒りや不機嫌を示します。
「そげん、はらかかんで」と言えば、「そこそこ怒らないで」という意味になります。
この言葉は、日常の感情を表現する際によく用いられます。
・「かたる」は「参加する」という意味で、博多弁では「かたる」という言葉は、一般的な「語る」とは異なり、「参加する」や「仲間に入る」という意味になります。
・「すーすーすー」は「お寿司が好き」で「すーすーすー」というフレーズは、実は「お寿司が好き」という意味です。
・博多弁で「あーね」は「そうなんだね」で、といった意味の方言です。。
・博多弁で「しきらん」は「できない」で、「こんなのしきらん！」の「しきらん」は、
「できない」という意味の他、「できないから、やってる間に」というニュアンスで使われることが多いです。
・博多弁で「えずい」は、博多弁び「怖い」という意味です。
まとめ
この記事は、博多弁（福岡の方言）で日常会話で使われるフレーズ、早口言葉、方言の面白い使い方など様々なカテゴリーに分けて詳しく解説しました。
例えば、よく使われる表現「はよこんね」や「しゃーしい」、意味が直感的にわかるフレーズ、全く理解できない表現、かわいい感じの方言「とっとーと」や「ほんなこつ」などがありましたね。
さらに、「好き」と「ありがとう」を表現する博多弁や、特有の言葉尾やイントネーション、日常会話での使用例、面白い早口言葉も紹介されています。
博多弁の魅力を少しでも感じていただけると幸いです。
