「おぼこい」はどこの方言?意味、語源、使用例まで徹底解説!

関西弁

この記事では、「おぼこい」という方言について、ようけ意味や語源、使用例を掘り下げて話してみたいと思います。

「おぼこい」って聞いたことありますか?

関西の人なら、よう使う言葉やと思いますが、他の地域の方には馴染みがないかもしれませんね。

実はこの「おぼこい」、単純に「幼い」とか「子供っぽい」だけやないんです。

もっと奥深い意味があって、使い方によっては褒め言葉にもなるんです。

今日は「おぼこい」の意味から語源、使い方まで、徹底的に解説していきます。

これを読んだら、あなたも「おぼこい」通になれること間違いなしですよ!

では、関西弁の魅力に触れながら紹介しますので、最後まで読んで興味を持って頂けると嬉しいです。

「おぼこい」の意味と特徴

方言たろう
方言たろう

「おぼこい」の意味を紹介しますね。

「おぼこい」言うたら、どんな意味やと思います?

単純に「幼い」とか「子供っぽい」言うだけやないんです。

これがまた、ちょっと複雑な言葉でして、詳しくこれから説明しますね。

「おぼこい」の基本的な意味ですが、「おぼこい」の基本的な意味は確かに「幼い」「子供っぽい」「かわいらしい」です。

でも、ここで大事なんが、「年齢の割に」っていう含みがあるっちゅうことです。

例えば、うちの姪っ子なんかがええ例やと思うんですわ。

高校生になったのに、まだまだ子供っぽいところがあって、「まぁ、おぼこいなぁ」などが使われます。

しかし、これが3歳の子に使うかって言うたら、使わへんのです。

だって、3歳の子が子供っぽいのは当たり前のことで、「おぼこい」って言うたら、ただ子供っぽいだけやないんです。

それは、「かわいらしい」とか「純粋」みたいなかわいいイメージも含まれてます。

うちの奥さんなんか、わてに向かって「あんた、おっさんやのにまだまだおぼこいとこあるわぁ」って言うてくれます。

まぁ、ほめられてるんか、からかわれたんか、微妙ですけね(笑)

「おぼこい」の語源と方言の特徴

さて、「おぼこい」っていう言葉、どこから来たんやろ?

って考えたことありますか?

「おぼこい」の語源は二つの説があると言われています。

(1)生まれたての赤ちゃんを意味する「産子(うぶこ)」から来てるっていう説

(2)ボラの幼魚「おぼこ」から来てるっていう説

どっちもありそうな話と思いません?

語源から想像すると、「産子」説の方が腑に落ちるような気がしませんか。

だって、赤ちゃんほど「おぼこい」もんおらへんやろ・・・・

と年配の人から説明されそうですね。

「おぼこい」はどこの方言?

方言じろう
方言じろう

「おぼこい」大阪、近畿地方の方言でっせ、知ってました?

「おぼこい」って、もともとは京都や大阪を中心とする近畿地方の方言やったんです。

でも今じゃ、福井県や愛知県の西部でも使われとるらしいです。

これって、ようく考えたら面白いですよね。

方言が広がっていくっていうのは、その言葉に魅力があるっちゅうことやと思うんです。

「おぼこい」って言葉、なんか温かみがあって、ほっこりしますよね。

「おぼこい」の使用例

「おぼこい」の例文で説明しますので、読んでってな。

「おぼこい」の使用例と意味を、例文を交えて説明していきます。

では、いきまっせ!

「おぼこい」日常会話での使用例

 

・「うちの娘、20歳になったのに、まだまだおぼこいわぁ。」

(娘さん、大人になったはずなのに、まだまだ子供っぽいところがあるってことですな)

・「彼女、見た目はクールやけど、意外とおぼこいとこあるんよ。」

(外見と内面のギャップを表現するのにぴったりの言葉ですわ)

・「30歳超えてもおぼこいところがある人って、なんかええよな。」

(大人になっても純粋さを失わない人の魅力を表現してます)

「おぼこい」は褒め言葉?それとも悪口?

ここで一つ、大事なことを言うときます。

「おぼこい」って、決して悪口やありません。

むしろ、褒め言葉に近いんです。

例えば、わての友達の娘さんが就職したときの例文こと。

わてが「おぼこいところを残しつつ、しっかり仕事頑張ってな」って言うたら、娘さんめっちゃ喜んでくれはったんです。

なんでかって?「おぼこい」には「純粋さ」や「かわいらしさ」が含まれてるからなんです。

大人になっても、そういうところを失わんでほしいっていう願いが込められとるわけです。

まとめ

このサイトでは、「おぼこい」について説明してきました。

いかがでしたか?

最後にもう一度、ポイントをおさらいしときましょか。

「おぼこい」は「幼い」「子供っぽい」「かわいらしい」を意味する言葉で、「年齢の割に」っていう含みがあります。

決して悪口やなくて、むしろ褒め言葉に近いです。

でも、考えてみたら、人間誰でも心の中に「おぼこい」部分があるんちゃうかな。歳を取っても、そういう純粋な部分を大切にしていきたいもんです。

みなさんも、「おぼこい」っていう言葉、使ってみてください。

是非、「おぼこい」を日常で使って見てください。

きっと、会話にほっこりした温かみが出るはず。

「おぼこい」を是非覚えて使ってな!

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